楽譜の拍子を読む基本:音符の長さと拍子記号
運指の図で「何の音か」はわかります。残るのは「どのくらい長く」。音符と休符の長さ、付点音符とタイ、拍子記号の読み方、メトロノームでの練習方法をまとめました。
FingerNolaでは運指の図のおかげで「何の音か」はすぐわかります。残るのは「どのくらい長く吹くか」。拍子を読むのに必要なことだけを集めました。
音符の長さ(4分音符が1拍のとき)
| 音符 | 長さ |
|---|---|
| 全音符 | 4拍 |
| 2分音符 | 2拍 |
| 4分音符 | 1拍 |
| 8分音符 | 半拍 |
| 16分音符 | 4分の1拍 |
休符も同じ決まりです。4分休符は1拍休みます。FingerNolaの練習画面には、音ごとに「4分」「8分」のように長さが書いてあります。
付点音符とタイ
- 音符の右に点がつくと、もとの長さの半分だけ長くなります。付点4分音符は1拍半、付点2分音符は3拍です。
- 同じ高さの2つの音を曲線(タイ)でつなぐと、2回吹かずに長さを足して1回だけ長く吹きます。練習画面では「つなぐ」「のばす」と表示されます。
- 数字の3がついた音符のまとまり(3連符)は、2つ入るところに3つを均等に入れて吹きます。
拍子記号の読み方
楽譜のいちばん前の2つの数字が拍子記号です。上の数字は1小節に何拍あるか、下の数字はどの音符を1拍と数えるかを表します(4は4分音符、2は2分音符、8は8分音符)。
| 拍子記号 | 数え方 | FingerNolaの練習曲の例 |
|---|---|---|
| 4/4 | 1小節に4拍 | きらきら星 |
| 3/4 | 3拍、ワルツのように「ズン・チャッ・チャッ」 | ブラームス ワルツ第15番 |
| 2/4 | 2拍、行進曲のように「いち・に」 | 兵隊の行進(シューマン) |
| 6/8 | 8分音符6つを3つずつまとめて2拍で数える | ローレライ |
| 3/2 | 2分音符が1拍、1小節に3拍 | 静かな夜に(ブラームス) |
練習の順番
- まず運指なしで、リズムだけ手拍子でたたいてみましょう。練習画面の①メロディで聞きながらたたいてもかまいません。
- ②メトロノームで速さを60%に落とし、拍を数えながら吹きます。
- 難しい小節は、小節番号を2回押してその区間だけくり返します。
- 慣れたら「だんだん速く」をオンにして100%まで上げましょう。
参考資料
- Britannica, "time signature"
- Timothy Chenette, Foundations of Aural Skills, "Understanding Time Signatures" (CC BY-SA 4.0)
最終確認 2026-10-27